生殖器

2016年8月22日 (月)

停留睾丸

わんちゃんの停留睾丸の手術をしました。

この子は両側ソケイ部でした。
本来は写真左の陰嚢の中にないといけないのですが、
袋まで届かなかったようです。
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睾丸はお腹の中から穴をくぐって袋に落ちてくるのですが、
穴をくぐれないケースもあって、その場合はお腹の中を
探索して出します。
今回のようなソケイ部の場合は、お腹は開けずに
去勢手術は無事に終了。
データ上は、停留睾丸だと、将来の睾丸の腫瘍化は10倍以上になっています。
マーキングの問題?もありそうで、手術を勧めました。
そういえば、前立腺のトラブルとかで、中年の去勢手術も最近やりましたっけ。。
ひびき動物病院 去勢手術 

2016年2月18日 (木)

犬の子宮と精巣の病気

寒い時期だからでしょうか?

手術しないといけない子宮の病気の子が来ました。
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手術前から思いのほか合併症があり、ちょっと不安でしたが、やっと無事に退院しました。
と思いきや、今度は精巣の病気の子が来ました。
犬の病気には、生殖器の病気が多い、ということだと思います。
不妊手術をすれば、こういう命がけの病気にはならなくなります。
手術していない子は、発情のサイクルとか、発情の行為の変化などを観察すると同時に、病院の健康診断などを併用して、見つかりやすい環境を整えてあげた方がいいかもしれませんね。
ひびき動物病院 イヌ 子宮蓄膿症 精巣 腫瘍

2013年10月16日 (水)

卵巣の嚢腫

寒くなってくると、生殖器系の病気が少し増えます。

女性ホルモンの異常から来る病気はたびたび見られる病気がいくつかあります。

それらは大抵いくつかを併発していることが珍しくありません。

代表選手はやはり子宮蓄膿症があります。

他には乳腺腫瘍、卵巣の嚢腫、子宮筋腫や膣平滑筋腫などがあります。

今回は、どこかが痛いようで、あまり動かない、という主訴で来られた子のお話です。

結果的には卵巣の異常でした。

診察時にも、痛そうなそぶりがありましたので、検査したところ、お腹の中に液体が溜まっていることがわかり、生殖器系のトラブルが疑われたため、摘出手術となりました。

手術所見としては、写真のように、

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卵巣に嚢腫ができており、水風船のようにしょう液が溜まっていました。

袋状の構造を開けてみると、なかは、卵巣から出血して

血腫をつくっていました。これが結構痛かったようです。

摘出して手術は無事に終了しました。卵巣の異常は痛いのでしょうね。

術後は良好で、翌日から随分と動きが増えていました。

他にも乳腺腫瘍が複数個あり、手術時に同時に摘出となりました。

逆に、乳腺のしこりがあると、これらの異常が体内では起こっているかもしれません。

治療は、不妊手術、ホルモン治療がありますが、一度で終われるので、

不妊手術を選択することが多いです。

(不妊手術を受けている子は、これらの病気の心配はほとんどありません。)

洋光台・港南台の動物病院 ひびき動物病院

2012年10月10日 (水)

ネコの発情期

春先と秋口はネコの発情期のピークがあります。
特にお外へ出る子たちは、お外で誰かと○△□ということが珍しくありません。
繁殖の予定が無い子たちには、予定外の妊娠を防止してあげたいです。

また、メスの奪い合いによるケンカの外傷(頻度も増えますね)、交尾時の咬まれ傷などからネコエイズや白血病ウイルスなど治らない病気をうつされることがあります。こういうときは生まれてくる子にも感染していることがあります。

困った状況になる前に、不妊手術で手を打ってあげましょう。

2012年10月 8日 (月)

犬と猫の大腸癌

ヒトの大腸癌は死亡原因のトップ3になるそうで、特に女性の場合は癌死が一番多い腫瘍だそうです。しかし、早期治療が可能な場合、完治が可能でもあるとのことです。

犬猫の場合、消化管腫瘍の7割以上が悪性(猫の方が悪性多い)ですが、死亡率はヒトほど高くはなく、むしろ早期の治療が可能な場合、犬では外科手術等で完治する症例が多いのではないかともいわれます。

早期発見、早期治療がポイントなのはヒトもペットも変わりありませんが、どうしてもペットは発見が遅れがちです。
大腸の慢性炎症から癌化しているようなケースは慢性的な下痢から進行します。
下痢を繰り返す、排便時に出血することがある、排便時にすごくいきむ、などなど、ペットの排便に気になることがある場合は、早めに動物病院で検診を受けてくださいね。

犬の子宮の病気

犬の子宮の病気はとてもメジャーな病気です。

子宮蓄膿症
子宮粘液症
子宮腺癌
子宮筋腫 などがあり、
中年以降に多いですが、比較的よくある病気です。

不安定な発情サイクルや、出血期間は病気の兆候であることもあります。
偽妊娠(想像妊娠)なども、病気を誘発することがあります。

おりものが多い、長く続く、などは病気のサインかもしれません。
顕微鏡でこのおりものを確認すると、菌がたくさん出ていることがあります。
こういう場合は、様子をみて放置してしまうと、命取りになる場合があります。

また、乳腺腫瘍や、ソケイヘルニアなど、女性ホルモン関係の病気を併発している場合も少なくありません。

発情出血の異常や、持続するおりもの、などの場合は早めに相談してくださいね。