泌尿器

2012年10月 8日 (月)

慢性腎不全

この病気は特に中年以降のネコに多い病気です。

よく見られる症状は、
・お水をたくさん飲む
・おしっこに行く回数が増えた
・吐くことが増えた
・食欲が不安定、痩せてきた
・口がクサくなってきた      などがあります。

こういうときは早めにチェックにいらしてください。腎臓の異常は通常は血液検査や尿検査で診断されます。慢性の腎臓病はゆっくり進むこともありますが、あまり治ることがありません。やはり早期発見、早期治療が重要な病気です。
(!!急性期の腎臓病は、命にかかわる事があります!!)
尿検査や血液検査を定期的に受けることが勧められます。

慢性腎不全になってしまったら、治療には食事が大きく影響します。
進行中の腎不全に治療食を与えた場合と与えない場合の死亡率に関する論文データがあり、
治療食を与えないグループは200日で半分が死亡しましたが、治療食を与えていたグループでは半分が死亡するまでは600日と、大きな差が報告されています。バランスのよい治療食には大きな効果と安心感があります。治療食・健康維持食はサンプルもありますでどうぞお気軽にご相談ください。

また、甲状腺ホルモンの異常と関連があることもあり、同時にホルモン検査も実施したほうがよいとされています。甲状腺ホルモンの異常にも、最近では食事療法ができるようになってきました。

2012年10月 4日 (木)

ネコの泌尿器疾患

ネコの膀胱炎や膀胱結石などは一般的な病気ですが、

・おしっこがちょっとしかでない、何度もトイレに行くがあまりでない
・トイレの中でじっとおしっこスタイルのまま動かない
・尿をしながら「ニャオ」とか「アオッ」などと鳴く(排尿痛がある)
・普段はトイレで尿をするのに、ほかの場所でしている
・たびたび不安定な排尿が繰り返される
などの症状が見られます。

膀胱炎が治療が必要なほど悪化してたり、たくさんの結石・結晶が出ている場合はまずはこれらの治療に集中します完全閉塞時は救急疾患ですので、すぐに動物病院へつれていく必要があります

ネコの泌尿器疾患は
・ストレスを減らすこと
・太らせないこと
      が重要です。

ネコのストレスを減らすためによく言われること

・パーソナルスペース(安心できる場所)を与えてあげる

・よく遊んであげる(過剰なのは逆効果)

・こまめなトイレ掃除

・変化の少ない生活

・大きな音を出さない

・強い臭いを出さない     など

その他
・太らせない
・お食事内容の見直し 
なども効果的です。