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2012年10月 8日 (月)

皮膚の腫瘍

犬の皮膚腫瘍は犬の腫瘍で最も多く、全体の1/3を占め、猫の皮膚腫瘍は猫の腫瘍で2番目に多く、全体の1/4の発生率があります。
おそらくこれは、外からも見えるため、発見率も高い結果と考えられます。年齢や種類が関連しているとも言われます。犬では純血種のほうが発生が2倍多いとの報告があります。特にレトリバー系に多いことも知られています。猫ではウイルスが関連していることもあり、猫エイズや猫白血病などが関連していることも珍しくありません。
その他、白色の毛や色素の薄い部分には紫外線の影響もあることなどが知られています。

皮膚の腫瘍の悪性比率は犬で20~40%、猫では50~65%とも言われ、前述のように悪性の場合、転移などで命への影響が発生するため、早期の治療が必要です。
DSCF0757.JPG
ある日いぼができた・しこりに気づいた

これは必ず獣医師に相談すべきです。
特に、皮膚腫瘍は早期に発見・治療ができる場所でもあるからです。悪性腫瘍・がんであっても、早期に治療すれば完治できることがあります。しかし時期を逃すと治療すらできない状況にもなりかねません。

腫瘍は診断によって治療が異なる場合があります。
腫瘍の性質・種類、進行度、患者の全身状態などしっかりと見極めて治療をする必要があります。

腫瘍の治療の基本は外科手術ですが、術前検査なしでは再発などの危険を伴う場合があります。
また、良性の場合は手術自体が不要なこともあります。

普段は、注射針を用いた針生検をして判断することが多いです。

手術が必要な場合はよく相談しましょうね。

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