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2012年10月 4日 (木)

停留睾丸(潜在精巣)の腫瘍

これは停留睾丸(潜在精巣)が腫瘍化してしまったお話です。
通常の位置(ふくろの中)にない精巣は、中高年になって腫瘍化しやすいことが知られています。
腫瘍になってしまう確率は、通常位置の精巣よりも10倍以上高くなります。
精巣腫瘍は悪性化しやすいものとしにくいものが両方とも存在しますが、悪性腫瘍の場合、転移や副腫瘍症候群(がんによって起こる病気)のため、命にかかわる病状を作ることが知られています。
潜在精巣の子は、若いうちに摘出手術を受けた方がよい、とされるのはこのためです。

手術

摘出された潜在精巣の腫瘍

進行してしまい手遅れになると、手術も不適応(末期がん)になることがあります。
健康診断でこのような腫瘍が発見されることもありますので、
潜在精巣の子は若い時から健康診断も活用してくださいね。

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